市場調査などをおこなう、(株)矢野経済研究所(本社:東京都中野区、水越孝社長)は、「住宅リフォーム市場に関する調査結果2012」を発表し、2011年の住宅リフォーム市場規模は、前年比約3.1%増の6.1兆円と推測した。
2011年上半期は、震災の影響で大きく需要を落としたが、下半期は前年比10%を越える需要が発生し、全体で前年比増となったという。12年は、太陽光発電などによる「創エネ」、復興支援住宅エコポイントなどによる「省エネ」リフォームなどが引き続き需要を引っ張っていくと予測。政府は「新成長戦略」にて、リフォーム市場を現在の6兆円から2倍の12兆円にまで拡大することを目標にしているが、同社によると、20年の市場規模は7.5億円程度になると予測している。
住宅リフォーム市場は、「増改築に関わる費用」が1.5%増、住宅に関する「設備修繕・維持管理費」3.2%増、「家具・インテリア等」が4.5%増と、市場形成に関わるすべての分野で前年比増となったという。
安い中古物件が減少するなか、中古で安く仕入れ、高く販売するといったこれまでの販売方法が難しくなってきているが、この局面からどのようにして市場拡大していくかが課題だ。
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