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街づくり企業

30年の集大成「岡垣ふる里どんぐり村」 辰巳開発グループ(2)

2010年9月 6日 11:51

自然との共生、住人との共同作業で理想の団地を

<次の世代の社員のために道筋をつけるのが役目>

 ―独立、創業されて30周年ですね。

 今村 私どものような地域の小さな会社が、よく生き残ってこられたと思います。創業当初のころの業界ランキングをみると、大手以外で現在も戸建住宅事業を続けられているところはほんとに少ないのです。

 ―ここまで来ることができた最大の要因は何ですか?

 今村 それは、社員がまじめで優秀だったからです。私は個人的にも会社にも財産を残してはいませんが、優秀な社員を残すことができました。
 私は現在62歳ですが、社長は65歳で定年という社内規定をつくっているので、あと3年で退職します。それまでにもう少し良い会社にして、次の世代にバトンタッチしようと考えています。

 ―グループ会社として、数パターンの住宅を手掛ける会社を設立されていますが、それは事業承継のための伏線ですか?

緑が茂り自然に囲まれた「岡垣ふる里どんぐり村」 今村 そうです。住宅開発というのは、とくに「開発」の部分については経営者にとって非常に責任が重い事業です。私は創業者ですから、その責任を負って当たり前ですが、次の世代にその責任を負わせることはいいことではありません。開発というのは、当たるか当たらないかのリスクが大きく、当たり続けるというノウハウは存在しませんし、承継できるものではないのです。
 ですから、住宅団地の開発は私でおしまいです。今後は、これまでたくさんの家づくりに携わってきた優秀な社員たちがその力を発揮して、事業が存続できるようなかたちに会社を変えていかなければなりません。それがあと3年の私の仕事です。

 ―具体的には、注文住宅メーカーのようなかたちになるということでしょうか?

 今村 ひとつの方向性としては、その通りですね。ただ、そう簡単ではありません。これまでは開発によって土地から利益の半分を得ていましたが、これからは住宅だけで利益を出していかなければなりません。土地に手を出して失敗することがないように、住宅部分の利益率をしっかりと上げていくには、もう一段の意識改革が必要です。

(つづく)

[COMPANY INFORMATION]
辰巳開発グループ
代 表:今村 重記
所在地:北九州市八幡西区幸神4-7-6
設 立:1980年8月
資本金:7,000万円
年 商:(08年度)10億9,700万円
URL:http://www.tatsumi.com/

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