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街づくり企業

街づくりに見る宗像市の変貌~東郷と赤間の光と影(4)

2010年10月14日 10:56

<東郷地区を教訓化できるか赤間地区>

 住民の高齢化によりかつての賑わいを失いつつある東郷地区に反して、赤間地区は発展を続けている。とくに、ここ5年での変貌振りは両地区の明暗の差を浮き彫りにしている。宗像市も、市役所などが集積している地区とも近い東郷地区は行政の中心として、赤間地区は商業を含めた市の中心部と位置づけている。

 赤間地区が発展を遂げている背景にあるのが、大学の存在である。JR赤間駅より1駅北九州側に行った「教育大前駅」の駅前に位置する福岡教育大学は、1941年の開学で約3,000人が学んでいる。日本赤十字九州国際看護大学は、2001年の開学で約500人が学び、JR赤間駅までバスで15分のところにある。東海大学福岡短期大学は、1990年の開学で約200人が学び、JR赤間駅より徒歩10分のところにある。このように、赤間駅を中心に3つの大学が存在するため、宗像市を「文教都市」として見る見方もある。しかし、かつての赤間地区は、北東側に学生用のアパートや寮などはあったものの、長閑な田園風景が広がる田舎に過ぎなかった。
 ところが、東郷地区が住宅中心に発展だったのに対して、赤間地区は学生などを含めて総合的に発展していた。つまり、東郷地区が行政主導による団地開発型の住民誘導での発展に対して、赤間地区は大学などの学生も含めた自然増的な発展によるものであった。しかも、面積は違う東郷地区の住民が約2万2,000人に対して、赤間地区は約5万5,000人と2.5倍にもなる。(人口は04年6月末時点)
 その結果、国道3号線や県道などに大型スーパーやロードサイド店舗が軒を連ねるようになり、商業施設も充実してきた。こうなると、ますます人口の流入は加速することになる。しかも、大学があることで毎年新たな若者が入ってくることにより、常に活気を維持できるのも強みとなる。こうした要因が現在の赤間の発展を支えているのだ。

(つづく)

【石崎】

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