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「顔の見える木材での家づくり」推奨グループ 『「耳納杉」産直ネットワーク』が選定

2011年1月31日 16:59

 木構造振興(株)(東京都港区)は、2010年度住宅分野への地域材供給シェア拡大総合対策事業における「地域材を使った家づくりの普及」(林野庁補助事業)による『顔の見える木材での家づくり』の実践グループを募集していたが、1月28日、応募のあった27グループのうち、15グループを選定して発表。九州からは、福岡市の「耳納(みのう)杉産直ネットワーク」が選ばれた。

 『「耳納杉」産直ネットワーク』は、福岡南部耳納連山産木材を地元で製材・自然乾燥し、福岡都市圏で設計施工を行なう地産地消型のネットワーク。扱う材木は杉が98%となっており、「森林の大切さ」と「現代の林業」の周知を目的に、林業体験、製材所見学などの活動を行なっている。

 同ネットワークでは、良質で精度の良い木材を供給するために「葉枯らし自然乾燥」を採用。伐採された原木は約2カ月間葉枯らし乾燥させ、製材所で一次製材後に桟積み乾燥を4~5カ月間行なった後、二次製材されて商品となる。昔ながらの方法でゆっくりと自然乾燥させた木材は木のつやが良く、木材の細胞が破壊されていないため木本来の強さを発揮するという。
 また、工法にもこだわっており、「真壁工法」という柱・梁などの構造材がそのまま意匠としてあらわれる日本の伝統的工法を採択。柱・梁などの軸組をあらわにして、軸組の内側に下地を設け、土塗りなどで仕上げている。これにより、木が安らぎを感じさせるとともに、呼吸する自然素材の長所を活かした空間を創出。構造材が直接見えることにより、安心、耐久性にも優れている。

 地産池消による家づくりを促進することにより、居住者にも環境にも良い「木の温もりが味わえる住空間」の提供へとつながり、ひいてはそれが地元の山と森を守ること――環境保全への多大なる貢献となる。今後も、同ネットワークのさらなる「顔の見える家づくり」に期待したい。

【河原 清明】

耳納杉産直ネットワーク
http://sanchoku.fkchk.net/

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