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家づくり企業

再び成長軌道に乗った要因と手法~永代ハウス(株)(2)

2011年7月15日 07:00

<2011年3月期は当利が1億円台に回復>

 最終数字は集計中のため詳細は聞けなかったが、11年3月期はどうやら久しぶりに販売戸数も108棟を数え、売上高も20億円台を回復し、当期利益が1億円以上を確保できたのは確実だという。
 同社の業績回復は単なる政策効果による受注増加だけによるのではない。そこには企業体質改善と商品力の強化がある。
 営業拠点は佐世保本社、福岡営業本部、長崎支店、諌早支店、佐賀支店であったが、諌早支店を長崎支店に統合した。長崎市は少子高齢化率が全国トップの都市である。
 これまで同社の急成長の源であった長崎、諌早地区の経営効率化を図った一方で、全国でも数少ない人口増加都市である福岡市に注力し、福岡西営業所(福岡市西区)を開設した。九州大学の移転による人口急増地区の開拓に注力してきた。
 さらに今夏は、太宰府インター近くに南営業所・モデル展示場開設を準備中である。当初は東部地区を検討してきたが、マーケティング調査によると、同地区はどちらかというと一次取得者層が主流と判断。同社の商品群が建替需要者をターゲットとしていることから、福岡市南部、筑紫野・太宰府地区に狙いを定めたといえる。

既住の業績

 このように、同社は北部九州地区を細かくセグメントし出店・販売戦略を立てていく。松村社長は、佐世保のほか、福岡市にも自宅を構えて陣頭指揮をとっているほどの胆の入れようである。営業所の統合と、そこで生まれた余剰戦力を重点地区に投入している。

 また、本社所在地の佐世保地区では、ウッディタウン春日の杜、ふじみ台ほか大規模な宅地開発も行ない、街並みづくりにも取り組んできた。最近はますます受注好調で手持ちの販売用宅地も手薄になってきたため、これまで売り留めに近いかたちで温存してきた宅地もついに分譲し始めた。
 まさに仕込みが間に合わない状態であるが、販売用固定資産(在庫)が減少したことによって逆に財務面がますます強固になってきている。このことも同社の収益を大きく押し上げる効果になっている。

(つづく)

【徳島 盛】

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COMPANY INFORMATION
永代ハウス(株)
代 表:松村 清一
所在地:長崎県佐世保市松浦町4-17
設 立:1987年12月
資本金:4,000万円
売上高:(10/3)16億4,724万円
H P:http://www.eidai-house.co.jp/
TEL:0956-23-7288

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