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家づくり企業

再び成長軌道に乗った要因と手法~永代ハウス(株)(4・終)

2011年7月17日 07:00

<『心』が生み出す同社の商品とは>

 住まう顧客の「健康」とは、すでに同業他社も含めすべてが「シックハウス症候群」対策をあげるのは当然であり、各社共に無垢の自然木を用いることが当たり前になっている。
 これは、接着剤や糊、塗料、塩ビシートなどがシックハウスを引き起こす原因となるので避けよう、ということから始まった。木材に天然木を用いるだけでなく、室内の壁や天井が呼吸するような素材を用いたり、24時間換気が義務付けられたりしている。
 しかし今では、こうした機能を持たせるのは当たり前であって差別化にはならない。
 そこで、同社が採った差別化対策は、以下の5つがある。

エアパス構造空気の流れと部材 (1)エアパス工法(パッシブソーラーハウス)を用いた、機械や動力を使わず太陽熱や風などの自然エネルギーを利用したソーラーハウスがある。「壁体内通気工法」、「新・外断熱工法」と「パッシブ・ソーラーハウス」の組み合わせでつくられている。通期層内にはエアパスダンパーと空気取入口を専用部材として取り付け、太陽や自然のメカニズムを上手に利用して、冷暖房の使用を極力抑えて365日の快適生活を実現する。

 (2)同社の商品すべてに水道の蛇口から出る水を浄化する「逆浸透膜浄水器」(グッドハーモニー社製Aquaqualia)が設置されている。現代人が好んで飲んでいる「天然水」でさえも、この装置にかかれば水のなかに微粒子や不純物が含まれていることが判別できるほど、微細な浸透膜で不純物をほぼ完全にシャットアウトでき、家族の健康と安全を守れる浄水機能を有している。

 同社の坪単価はこうした機能を標準装備として取り付けたうえでの価格である。この利点をお客さまに納得してもらえるよう、社員教育も徹底している。木の香りがする室内には、主として大分県の日田杉や福島県を主産地とする杉材を用いているが、銘木と言えるほど「中杢」の通った羽目板が貼り巡らされている。
 まさに「木の温もりと香り」といった呼吸を肌で感じられるのである。

 (3)身の回りにある諸々の器具(パソコン、配電盤、屋内配線、コンセント、照明器具など)から発せられる電磁波を除去するオールアースプロジェクト住宅化((株)レジナ)で、身体を守るシステムも導入している。

 (4)外部(道路)から門に入ると、玄関までのアプローチを舗装したり、庭石を置いたりせず木材の柱を敷き詰めて柔らかい温かみのあるアプローチに仕上げる方法も最近採用している。

 (5)敷地に斜めに配置した家づくりにチャレンジしている。

 通常は敷地の奥奥まった位置に南向きの住宅を建てるのが普通だが、最近は敷地の中央よりに、敷地に対して斜めに住宅を建ててみることにもトライしているという。こうした配置にすると、住宅の四面から採光でき、居室がすべて明るい間取りになる。従来は南面だけが明るい部屋になり、北側の居住部分にキッチンや浴室、トイレを配置するのが普通であった。
 以上のように、同社は真の意味で「健康」の家づくりにチャレンジし続けている。ほかに古民家づくりなども行なっているが、今後とも注目に値する住宅メーカーの1社である。

(了)

【徳島 盛】

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COMPANY INFORMATION
永代ハウス(株)
代 表:松村 清一
所在地:長崎県佐世保市松浦町4-17
設 立:1987年12月
資本金:4,000万円
売上高:(10/3)16億4,724万円
H P:http://www.eidai-house.co.jp/
TEL:0956-23-7288

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