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区役所移転=『黒崎再生』の行方(2)~またしても誤算!進まないテナント誘致

2011年9月 7日 07:00

 関係者は、沖創建設が「コムシティ」を購入したことに対し、「これでテナントが来るだろう」「やっとかつての明るさが戻ってくる」という期待感の一方で、「どうせだめだろう」「メイトもだめだったのに...」という悲観的な声も少なくなかった。ただし、民間である以上、持ちっぱなしになることは考えられず、「何かできるだろう」との見方はあった。

コムシティ 2009年1月には、中核テナントとして富士通コミュニケーションサービスのコールセンター入居が内定し、同年秋には商業施設として再開業する見通しとなった。どんなテナントが来るのか、周囲の期待感がふくらんだ。ところが、運営を任す予定であったユニディオ・コーポレーションが、サブプライムローン問題で事業縮小したことなどから、「コムシティ」事業は白紙に。沖縄のただのデベロッパーでしかない沖創建設が新たなテナント誘致をできるはずもなく、6月開業予定だったコールセンターも、商業施設テナントが決まらなかったこととコールセンターだけの開業だと、改装費や維持管理費を賄うことができないため、契約を解消するしか道はなかった。

 結局、富士通コミュニケーションサービスは、代替物件として隣接する黒崎メイトビルに入居し、ゴーストタウン「コムシティ」は変わらなかった。

 この時、ある不動産関係者は、「駅前の土地も買い手がつかない状態で、『コムシティを...』というより、黒崎地区をどうするのかが問題ですよ。周辺は整備が進み、良くなっていますが、駅前と商店街だけは良くなりません。人を呼び戻すことが必要ですよ。ただ、民間の運営である『コムシティ』に公的資金も使えませんし、難しいでしょうね」。加えて、「現状のままなら、私ならタダでも要りませんけどね。税金と維持管理費だけでも馬鹿になりませんから」と、どうしようもない現状を嘆いていたものだ。

(つづく)
【石崎 浩一郎】

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