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自然素材の持つ特性を最大限生かし快適さを実現~(株)平川木材工業(前)

2011年11月 1日 14:10

平川木材工業の工場.jpg より快適な住まいを実現するために、自然素材を生かした家づくりや、工法などを選びぬいて家を建てる。しかし、同じ自然素材でも、その特性を最大限に生かすことでより快適な暮らしを実現することが出来る。自然素材である『木』にこだわり、『木』の研究に今でも余念がない(株)平川木材工業。同社は、フローリングを含め、家の構造以外の木材全般を取り扱っている。つまり、ふだん家の中で肌を接する機会が多い『木』を作っているメーカーだ。

<『木』本来の良さを学ぶために社長自ら大学院で木材を研究>
 昔の家づくりは、大工の棟梁が、1軒1軒の家をそれまで培った技と経験によって、木材の自然のバラつきをうまく活用していた。本来、自然素材である『木』はひとつひとつ違うものであり、湿度によって伸縮し、反りや割れが出るケースもある。『木』の特性を理解して、正しい知識で使用をすれば、年月による木独自の風格を重ね、長く使用する事ができる。ところが、大量生産を目的とした標準化が当たり前とする風潮の中で、ひとつひとつの顔が違う天然特性を無視されたかのような状態で製品化され、使用されている傾向が強い。

 加えて、使用する人たちも木の本来の良さを誤解し、「呼吸する自然素材は良い」と認めながら、反りや割れ、あるいは節などに対して非常に神経質になる人も多い。工業品でない自然素材である以上、ひとつひとつが違って当たり前であり、人の顔がそれぞれ違うように、『木』も1本1本違うものである。

 こうした近年の風潮を1924年から3代に渡って木材業を営み、木で生きてきた平川辰男社長にとっては非常に嘆かわしいものだった。とくに林業での高齢者問題に、木材業界でも中国からのフローリングや羽目板などの安い加工品などと同じ目線で見られる国内の無垢材など、もっと本来の国内材の特徴や無垢材の良さなどを知ってもらうことが大事だと考えた。そこで、平川辰男社長は、価格が高くても、消費者の憧れるものを提案することできれば、木材業界も将来があるだろうと考え、木材を研究することとした。社長業の傍らに勉学にいそしみ、2006年に九州大学生物資源環境学府に見事合格、54歳のときだった。

(つづく)
【石崎 浩一郎】

<COMPANY INFORMATION>
■(株)平川木材工業
 本社:福岡県うきは市浮羽町朝田572
 創業:1924年
 代表:平川 辰男
 資本金:2,250万円
 年 商:(10/9期)20億円
 URL:http://www.hirakawa-mokuzai.co.jp

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