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2030年にEV市場196.3倍、PHV206.8倍へ拡大

2012年2月20日 10:27

0220_car.jpg 2月10日、次世代自動車として注目を集めるHV(ハイブリッド自動車)、EV(電気自動車)、PHV(プラグインハイブリッド自動車)について、総合マーケティングビジネスの(株)富士経済(本社:東京都中央区日本橋 阿部界社長)はその構成部品、インフラまでの範囲で世界市場を調査した。

 なお、この調査では、主要自動車メーカー(注※)のHV、PHV、EV車種展開と投入計画、事業の位置づけと研究開発体制などを整理・分析し、さらに、構成部品の主用品目と充電インフラの市場調査・分析することで、2030年までの市場の長期展望を示したという。
 市場全体として、HVについては先進国中心で市場は順調に拡大し、2030年には1,187万台(2012年比8.6倍)となる見通しだが、技術的陳腐化などから中長期的にはPHVやEVに需要を奪われるという。
 PHVは、2015年頃から量産化が進むと見られ、2030年には1,034万台(12年比206.8倍)となると予測される。PHVはHVとEVの中間的な位置づけと考えられるが、長い走行距離を要する北米などでは、EVより需要が高く、PHV市場の拡大を牽引していくとみられる。
 EVは、現状のリチウムイオン電池の高コストと充電時間の長さ、走行可能距離の短さが課題である。2013年には各社が市場参入予定で、欧州を中心に市場拡大が予測され、それに伴い車両価格の低下や充電インフラの整備が進むとみられる。2025年頃には、電池性能向上・技術革新と走行可能距離の改善、リチウムイオン電池の単価低下が想定される。そして、2030年にはHV、PHVを上回る1,374万台(12年比196.3倍)の市場規模になると予測されている。

 日本においては、2014年まではHV世界市場の構成比で多くを占めるとみられるが、国内市場の縮小に伴い、2015年には北米、2020年には欧州に追いつかれる見通し。HVは今後縮小し、PHVやEVに徐々にシフトしていくことから2030年には200万台市場になるとみられるEVに主流の座を奪われるという。
 欧州市場は、充電インフラの整備が進んでいることや、家庭用電源が200VであることなどからEVが普及しやすい環境にあり、482万台の最大市場になるとみられるという。
 北米市場は前述のように長距離走行が求められるため、PHVが優勢と見られ、2015年以降の急成長が予測される。また、政府の普及政策やカリフォルニア州のZEV(ZeroEmissionVehicle)規制なども後押しするだろう。
 圧倒的な人口規模から、2030年にはHV396万台、EV324万台、PHV281万台といずれの市場においても最大級の市場になるとみられる。

(注※)トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、スズキ、マツダ、三菱自動車工業、富士重工業、ダイハツ工業、いすゞ自動車、日野自動車、三菱ふそうトラック・バス、General Motors、Ford Motor、Chrysler Group, LLC、Volkswagen Group、Daimler AG、BMW、Renault、PSA、現代自動車/Kia、Tata Motors、BYD(比亜迪)、吉利汽車グループ、奇端汽車グループ

【永上 隼人】

▼関連リンク
・株式会社富士経済

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