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環境への取り組み

スマートグリッドの国際標準化への日米の取り組み

2012年3月28日 16:17

 「省エネ」は、日本だけでなく世界中で議論されている課題である。そのなかでも、規格の標準化など解決すべき課題の多いものにスマートグリッドがある。
 スマートグリッドとは、送配電網にIT(情報技術)を導入することで電力を安定供給する技術のこと。再生可能エネルギーの導入を促進し、余剰の電力設備が不要になるなどのコスト削減が期待される次世代のエネルギーインフラだ。

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が事務局を務めるスマートコミュニティ・アライアンス(JSCA)は、3月20日、米国ノースカロライナ州シャーロットにおいて、750以上の関係企業等で構成される検討グループ、米国スマートグリッド相互運用性パネル(SGIP) との間で国際標準化のための情報交換、協力等の促進に向けた合意文書を締結した。
 日本では、震災後の節電・省エネ志向や脱原発の流れ、CO2削減の取り組みなどから、快適に節電・省エネができる仕組みづくりや、再生可能エネルギーの大量導入に向けた基盤として注目されている。

 SGIPは20日から3日間、シャーロット "SGIPフェースtoフェースミーティング2012"を開催した。このワークショップは、SGIPが行なっている標準化活動の進捗について報告および、その進捗に関して議論するもので、米国国立標準技術研究所(NIST)や 米国民間企業等が参加。日本からも、経済産業省、NEDO、JSCA会員企業等が参加した。
 両者は今後、スマートグリッドの国際標準化にむけて、両国で実施している実証事業等の情報交換の促進を図っていくという。また、国際標準化するために必要な機能例を共有していき、米国との連携による国際規格提案の事前検討など、国際標準化をより密接な関係により構築していくという。

 スマートグリッドは、蓄電技術の開発やインターネットを利用することからサイバー攻撃への対策など他にも問題が山積しており、実用化には、今後も国を超えた協力体制が不可欠である。

▼参考リンク
NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)

【永上 隼人】
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