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家づくり企業

「木の家」にこだわる悠悠ホーム(後)

2014年2月26日 07:00

<外断熱を採用、家がセーターを着た暖かさ>
 また、外張り断熱工法を採用している。熱効率が良いため、夏でも家のなかの温度上昇を抑えることができ、冬は、蓄熱式暖房機を併用することによって、電気料金の安い深夜に熱を蓄熱材に蓄え、その熱で暖房するので、省エネ効果が高いという。「冬に暖かい家に住めるのは最高の幸せです。遠赤外線効果により、心地良い暖かさです」と内山代表は強調するが、メリットは省エネや快適さだけではない。近年多発している「ヒートショック」対策がある。「住宅内の温度差を小さくすることによって、ヒートショックの家庭内事故を防げる」(内山代表)。

「木の家」にこだわる悠悠ホーム 大手住宅メーカーに伍して抜群の人気を誇る同社だが、消費税増税前の駆け込み需要の反動減は小さくない。加えて、新築住宅市場規模の縮小は必至だ。そこで手を打っているのが、中古住宅の買い取り・再販とリフォームだ。リフォーム市場は、今6~7兆円と言われるが、政府・与党では中古住宅やリフォーム市場を活性化させるため、優遇税制を設ける動きも報じられており、市場規模の拡大を後押ししそうだ。

 同社のリフォームのなかでユニークなのが、電力買い取りリフォームである。リフォームと一緒に10kw以上の太陽光発電システムを設置し、全量買い取り制度を活用するもので、たとえば1,600万円のリフォーム総額のローン支払いをゼロ円にすることも可能になる(施工内容、天候による実際の売電金額によって変動あり)。また、水廻りだけのリフォームから、全面改装(リノベーション)にも対応している。

<ストック社会への転換に対応、「200年住宅」目指す>
 新築住宅市場規模の縮小とともに、求められているのが、ストック活用である。総世帯数約5,000万世帯に対し、住宅ストック数は約5,760万戸とすでに大幅に上回っている。欧米では、住宅の流通量全体に対し、中古住宅の占める割合は7~9割。日本は、まだ十数%程度だ。国も、新築重視の政策からストック重視へ住宅政策の転換を模索。住宅の資産価値を高めるために、住宅の長寿命化を進める「200年住宅」を提唱している。

 内山代表は「住宅は、米国では70年、ヨーロッパでは100年持つ。ドイツでは、築年数が長いほど中古住宅の売買価格が高い。石やレンガなどの自然素材を使っているから、年数が経つほど逆に高くなる。日本では、築20年したら建物の売買価格はほぼゼロになってしまう」と指摘し、ビニール素材や新建材から木造へと切り替えが必要だという。

 「最近は、外材が上がって、国産材へ切り替える動きがあるんです。ところが、飫肥杉にしても、国内林業の長期低迷が原因で、出荷体制がなく、急な増産ができない。本来は木というのは、40年くらいで切って、森林を更新させることが、木にとっても山にとっても良い。国内林業を何とか再生させてほしいですね。外材にも良いものがありますが、質の悪い外材よりも国産材をおすすめしたい」(内山代表)。国内林業の行方にも自然と目が向くのも、「本物の木の家」にこだわるからこそ。内山代表のこだわりは、本物である。

 「木造は、火に弱い、地震に弱いというイメージがあるが、そんなことはありません。奈良の法隆寺をはじめとする伝統的な日本建築が千年以上維持され、築100年の古民家はザラにあります。FFC加工と外断熱で、政府の推奨する『200年住宅』も夢ではありません。無垢材の良さ、美しさを多くの人に知って、住んでもらいたい」(内山代表)。

(了)

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<COMPANY INFORMATION>
代 表:内山 敏幸
所在地:福岡県大野城市筒井4-4-17
設 立:1989年9月
資本金:2,000万円
TEL:092-592-6995
URL:http://www.yuyuhome.co.jp/

<プロフィール>
悠悠ホーム(株) 内山 敏幸 代表内山 敏幸(うちやま・としゆき)
1951年、佐賀県唐津市生まれ。大阪工業大学土木工学科卒業。大手ハウスメーカー勤務を経て、89年、内山ハウジングサプライを設立し、94年に悠悠ホーム(株)に法人化。

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