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街づくり企業

不動産開発への注力~JR九州(1)

2014年4月11日 16:19

九州旅客鉄道(株)(JR九州)

 JR九州はMJRのシリーズ名で平成元年からマンション事業を展開し、これまでに4,400戸もの販売を行なってきた。これは、九州でもトップクラスの実績だ。鉄道事業での収益は爆発的に増えるわけではない。ならば、それ以外で収益体制を築いていこうという、JR九州の強かさ、やる気には目を見張るものがある。JR九州の事業の柱の1つである不動産、とくにマンションについてレポートする。

<街を元気にする会社>
建設中のMJR大野城瑞穂町 「JR九州は何の会社だろうか?」。こう問われたら間違いなく「旅客鉄道業」「電車の会社」と答えると思う。そのこと自体に間違いはない。九州を縦横に走る九州最大の鉄道会社だからだ。国鉄の分割民営化にともない発足したという歴史が、その名声を高めている。
 だが、その実際の内容はどうなのかというと、鉄道業としてはJR九州として生まれたときから厳しい状況が続いているのだ。さまざまな策を講じて地域の活性化をさせ、それによって付加価値を高めてフィードバックさせる仕組みづくりは、他の旅客鉄道会社の追随を許さないほど数多くの工夫がなされている。

 しかし、それでもやはり、鉄道事業だけでは成り立たないのがJR九州なのである。そもそも、北から北海道、四国、九州は赤字路線が多く、経営が困難であることは予測されていた。そのために発足当初に経営安定化のための基金が付与され、その運用益が重要な収入となっているのだが、もちろん、企業としてそれに甘んじているわけにはいかない。どうすればJR九州全体として企業成長が望めるか。鉄道事業に爆発力はない。基本的な人の流れが急速に変化することはないからだ。
 ならばどうするか――。そこで冒頭の問いである。

 JR九州は、「九州を元気にするための企業」である。おそらくこれが正しい回答のようだ。地域が元気になれば人が動き、鉄道収入が上がる、その循環を生むために地域を元気にする、ということに主眼を置いた企業なのである。地域を元気にするためにJR九州は何をしているのか――。

 その具体例の1つが、マンションを中心とした不動産開発である。

(つづく)
【柳 茂嘉】

| (1) ≫

<COMPANY INFORMATION>
九州旅客鉄道(株)(JR九州)
代 表:唐池 恒二
所在地:福岡市博多区博多駅前3-25-21
設 立:1987年4月
資本金:160億円

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