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九州最大の事例に見るマンション建替えの秘訣(3)

2015年5月27日 07:00

「レジデンス百道」建替え物語

<成功の秘訣は組合によるイニシアチブ>

fujisaki.jpg さて、実際に建替えを進めるにあたってはデベロッパー・ゼネコンの選定が行われるが、「コーディネーター、デベロッパー、ゼネコンすべてにおいて良い業者さんに恵まれました。皆さんの協力があったからこそ建替えが成功したのだと思います」と建替組合は語る。

 建替え組合主体の事業として進めること、63㎡までは還元率100%を実現すること、自走式の駐車場を設置することが最低条件とされ、コンペによりデベロッパーが選定されたが、「地場企業をいれたい」組合の意向もあり西日本鉄道(株)(本社:福岡市中央区、倉富純男社長)を選定。ただし、前述のようにラプロス以外に地場業者では建替えの実績がなかったことから、共同事業者として東京建物(株)(本社:東京都中央区、佐久間一社長)も選定され、デベロッパーは2社JVに決定された。

 ゼネコンには(株)淺沼組(本社:大阪市浪速区、淺沼健一社長)が選ばれたが、竣工までに人身事故が皆無であったこと、ゴミひとつない清潔な現場だったこと、トラックなどによる道路占有がなかったことなど同社に対する組合の評価は高い。住宅地におけるマンション建築では、周辺住民への気遣いも欠かせず、特に今回のような住民主導によるマンション開発では事業完了後の生活もあるだけに重要度は比較にならない。その点からも、施工業者の選定は重要性が高いのだ。

 「手間や時間を惜しんでデベロッパー任せにするのではなく、組合がイニシアチブをとることが建替え事業の成功には欠かせないと思います。ただ、デベロッパーやゼネコンのアドバイスにはしっかりと耳を傾ける必要があります。あくまでも対等な関係を継続していかなければなりませんが、これもコーディネーターであるラプロスの存在が中立だからこそ組合とデベロッパーが対立せず、対等な関係でい続けられたのだと思っています」と建替組合の氷室理事長は語る。
コーディネーターを務めたラプロスも「建替組合との信頼関係を築くことが大事です。とにかく、話を聞くことですね。旧藤崎住宅の建替組合は意識の高い方が多かったこともあり、話を聞くことはとても重要だったと思います」と話す。100名を超える地権者、コーディネーター、デベロッパー、ゼネコンと利害関係者が多岐かつ多数にのぼるため、コミュニケーションを密にすることが重要だという。

(つづく)
【永上 隼人】

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